「オフィススイート『Lotus Symphony 1.2』がリリース - Mac用β版も登場」っていう記事を見て、さっそくダウンロードしてみました。
IBMが開発しているOpenOfficeベースのオフィスソフトで、Mac用はベータ版ながら初登場だそうです。
アプリケーションを立ち上げるとこんな画面。
ワープロ、プレゼンテーション、表計算の3つのソフトが含まれていることがわかります。
WindowsとLinux向けは正式版で日本語にも対応しているそうですが、Mac用ベータ版は英語のみのサポート。日本語のインライン入力ができないので、現段階ではあまり実用的ではありません。
ぼくが確かめたかったのは、「Lotus 1-2-3」の書類を開けるかどうかです。
勤めている会社では今でも一部の書類に「1-2-3」を使っているんですよ。そうした書類をMacで開いて内容を確認したり、ちょこっと編集できたりしたらいいなあと思ったんです。
OpenOfficeでも「Lotus 1-2-3」の書類を開けるには開けるんですが、表のスタイルが消えちゃったり、パスワードで保護されたファイルが開けなかったんですよね。
このLotus Symphonyも同じOpenOfficeベースですが、「Lotus」の名前が付いているんだから、書類を開くことくらいできるんじゃないかと、そう思ったわけです。
結果はまずまずでした。
表の内容や罫線・色のスタイルなどはほぼ再現してくれるし、パスワード保護付きの書類もちゃんとパスワード入力ウィンドウが表示されて、問題なく開くことができました。
上のスクリーンショットは20以上のシートを含む容量が18MBもある書類なんですが、少し時間はかかりましたけど何とか開くことができました。
ただし、日本語のインライン入力ができないこと、ファイルをODF(Open Document Format)でしか保存できないことから、書類の編集・加工には使いにくいですね。
まあ、Lotus 1-2-3ビューアとして、Macで使えることがわかっただけでもよしとしましょう。
アプリ単体で400MBを超える重量級ソフトの使い方ではないような気もしますが……。
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