いかにもSEO屋さんらしい電話がかかってきた。
「運営されてるネットショップを拝見いたしました」なんていう感じで話を始めるんだけど、最初のうちは電話をかけてきた理由をはっきり言わない。で、こんなことを言い出す。
「ヤフーで『○○○○○○ 通販』で検索すると、御社のサイトは16位ですね。私たちがお手伝いすればもっと上位に表示されます!」
きたきた。やはりSEOの業者だな。でもちょっと待て。うちは『○○○○○○ 通販』ならYahoo! JAPANではほぼトップ3内に入っているぞ。『○○○○○○』の部分(商品名です)の漢字や平仮名、カタカナの使い方で若干変動があるけど、10位以下に落ちているなんて。
「上位表示を実現して売上アップしませんか? わが社は外部リンクを劇的に増やすことができます」などと電話口では言っているが、それを適当に聞き流しながら、すぐにYahoo!で『○○○○○○ 通販』を検索してみる。
あれ、うち1位じゃん。少しかなの表記を変えて検索しても2位だ。よかった、順位は落ちてなかった。とりあえずひと安心だ。
それにしても電話の主は、何で16位だなんて言うんだろう。ほかのサイトと間違えてるんじゃねえのか。そう思いながら検索2ページ目を開いて、16位を見てみる。
あ、これも確かにうちのサイトだ。1位に表示されていたのはサイトのトップページなんだけど、16位のほうはサイト内の別ページだった。
待てよ。この業者さん、もしかして上位のサイトをろくに確かめもせず、検索2ページ目以降(11位以降)に表示されているサイトに片っ端から営業電話をかけているのではないだろうか。いい加減さに脱力する。
電話口では相変わらず「検索1位になって売上をアップしたくないんですか」とかまくし立てている。いや、ネットショップやってるんだからそりゃあ、そう思ってるに決まってるだろ。だから自己流かもしれないけど、SEOにもいろいろ気をつかっているんだから。
もちろん、今回のご提案は丁重にお断りした。16位から劇的に順位が上がって、自分のサイトのトップページを抜いたりしたら困るもんね(笑)。
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